Monday, February 25, 2008

(野蛮な) 中医学

野蛮な) 中医学

中医学全体ではなく、ここ特に「お灸」のお話をしたい。
鍼灸 – 通常「中国のもの」とされているが、鍼灸の技術は日本に伝わってきてから既に1300-1500年ほど経っている。その間中国にないもの、つま り日本独自の物も沢山開発された。そして、私は日本人は中国人より繊細だと思うので、日本に行われている鍼灸はどちらかと言うと中国のものよりも「世界の 証」にあっていると思う。
細かい事は今書く暇ありませんが、お灸の例を挙げたいと思います。中国の教科書(日本語訳)にイラストされている「実物大」のお灸は現在日本では誰も使わ れないだろうし、そんなお灸されたら現在お年寄りの背中に時々見られる100円玉大の焼けどの痕になる。そのようなお灸をして欲しい患者私は見た事ない。
だが中国人は全世界を自分の思いで支配したがるし、海外の方はやはり「中国なら本物」だと信じている人も多いようだ。例えば以下のリンク及び百科事典(ドイツ語)で見られるのはその野蛮の治療が「普通」とされている。
世の中の人々のために是非日本の繊細な大変役に立つ技術をもう少し広めるのは日本人(私のも)使命ではないでしょうか。中国方式ではどうにも自宅で出来る気持ちいい民間療法にはなれそうもないからだ。

http://de.wikipedia.org/wiki/Moxa_(Therapie)
http://www.news-vnr.de/archiv/2005/01/newsletter_2005_01_04.html#part_00

Brockhaus 百科事典
Moxibustion
[japanisch-lateinisch] die, der Akupunktur entsprechende Heilmethode der traditionellen chinesischen Medizin, die durch das Setzen pfenniggrosser 一円玉サイズBrennstellen 火傷 an bestimmten Hautstellen (v. a. durch Abbrennen kleiner Kegel aus getrocknetem Beifus) eine Erhohung der allgemeinen Abwehrreaktion bewirkt.
(c) Bibliographisches Institut & F. A. Brockhaus AG, 2007

認識 - 健康問題 / 環境問題に通用する

認識 - 健康問題 / 環境問題に通用する

多数名健康問題や環境問題は多くの共通点あると思う。それも当然だろう。通常に「健康」を言えば人体と言う小宇宙内の出来事を指していえる。環境問題の話になると地球と言うシステム内に起こること。地球システム中には人間単なる「細胞」の一種に過ぎない。
さて、例えばせむし男のような姿勢で裸眼で識別出来ないほど小さい文字がびっしりと書かれている画面を長時間を見ると肩がこったり、頭が痛くなったりする のはどちらかと言えば当たり前。そのような症状を治そうと思うならば、患者本人は先ず自分の姿勢は行動を認識しない限り直る見込みがあまりないでしょう。

コンビニの真前、カーブのど真ん中(悪い言葉使いで失礼)にエンジンをかけぱなしにして車を止める人もその時点で環境問題を起こしている事を認識しないと、30年後人類が大いに苦しんでしまう(つまりその人の子供や孫あたり)に関して文句言う資格はないだろう。

個人の健康も地球の健康も何かが「悪い」かを認識することで始めないと失望的だ。
よって、健康/環境問題に取り組むため、世の中何が起きているかを**皆で**認識しましょう。

医師不足

医師不足
world ranking からみた:
医者の数、1997-2004年
人口10万人当たりの人数 = 198
世界の187ヵ国中 の 61位
OECD内 27位 (30ヵ国中)

つまり、「先進国」の割りに必要な/優秀な人材を育成されていない。特に医者の場合には問題が国の教育基本概念にあると思う。私立の学校が多くそして有名 な学校に入れば後のキャリアーは順調と考えられ、入学金、授業料など を考慮すれば、金持ちの子供しか医者になれない。その子供たちには「医者の素質」あるかどうかは無関係なようだ。

国は安定し、将来に余計な心配したくないならば、教育の費用を気にせず、その素質のある子供たちややる気のある子供たちに国立の学校で(無料)に教育をすれば、最近話題になったお粗末の問題=医者不足にならなかったでしょう。
家の次男も一時的「獣医」になりたいと思ったが、かかるお金を考えて、一般の労働者の私にはとても無理だったため、断念した。

教育は目先の商売でいいのか、それとも30年先の国益を考えたほうが良いのか - いまはそれを考えるよい機会ではないでしょうか。

Thursday, February 14, 2008

病気

病気

 ここでは心筋梗塞糖尿などの特定疾患のお話ではなく、東洋医学的な概念での「病気」のお話をしたい。病は気からと言う慣用は誰でもしている。あらゆるの病は多かれ少なかれ「気」によるか「気」に影響を受けるのは東洋医学で考えている。

 したがって、来院する患者はその「病の気」を持って、出来る限り早くなくしたい。その気持ちは良く分かるつもりだ。では具体的には・・・

患者自分の病の気を治療に「取ってもらいたい」、言い換えれば治療に送り込み、その代わり治療から「元の気 = 元気」、つまり健康である能力を受けたい。

 治療はこの「病の気をなくして、元の気を取り戻す」過程において単なる仲介役(理想に)ですが、やはり「気をつけない」と病の気の渦に巻き込まれる。つまり、治療は病の気のゴミ箱のようなものだ。そして、どのゴミ箱は何時かいっぱいになる。治療は病の気で満杯になってしまえば、治療出来なくなるし、自分病気に成る。

 自然から新鮮な「気」を取り入れて「充電」しないといけない。私はそのため定期海に行って、生命の母に手を翳していらない病の気を放出してから新鮮な気を頂戴し、海(空、大地など)に感謝する。

Tuesday, February 12, 2008

日本教育  知的体制

別にどこの国が特別よい、日本特別駄目(そういう面はなくもないですが)ではないが、世界ランキンを少し覗いた所で以下のものを見つけました。日本自己認識は何となく焦点が少々ずれているところがあるように思う。

世界先端経済(まだ)でありながら他国コミュニケーションをとるためにもっとも頻繁に使われている言語英語教育に関して日本はほぼ世界最低レベルにあたるようだ。それに多かれ少なかれ「差別」や「外国に対する不安」(私は鍼灸として外国から日本見学しに来たい方のために見学できる場所探す苦労に関する記事/私のHP参照してください)にも関係しているのではないでしょうか。「差別問題の小ささなさ」に関しても日本TOEFL一緒世界最低レベルにある、つまり色々な意味で「差別」が盛んに行われている。

文章読解が落ちながら日本世界漫画読者ですが、小説などに関して開発途上並みになる。雑誌読者人口も又世界ですが、私は街に出かけて回りを見て人々が読んでいる、或いは広告され、店頭に並べられている「雑誌」をみると、そう品質に関して大いに疑問を抱かざるを得ない!

以下のところで色々のランキンが見られる。それなりに面白い!

World Ranking

http://www.dataranking.com/country.cgi?LG=j&CO=15

Monday, February 11, 2008

自然の力と文明の利器

自然の力と文明の利器

最近テレビで漢方薬の宣伝では「自然の力」と言うキャッチフレーズが使われている。この「自然の力」は人間の希望的感想に合わせてとても良いものとされて いる。しかし、風、雨、寒さ、夏の暑さ、地震、洪水なども皆「自然の力」だ。ここでは寒さと夏の暑さに限らせて少々触れてみたい。
 漢方薬に関して「自然の力」に憧れながら – それもまた「無理しても良い」と言う間違った概念に基づいている – 最近の建築を見ると、かなり裕福の 変わり者が昔風の日本家屋を作らない限り、最初から「自然の力」を除外/排除し、暮らしを無条件で完全に「文明の利器」に委ねるようになってしまう。つま り最近の家は最初から電気で作動するエアコンに頼り切っている。御蔭さまで日本は電気消費の王国であって、下にあるように世界ランキングの第三位である。 それで世界一資源の浪費国アメリカに限りなくに近づいてしまう。
 当然それだけの電気を消費してしまうなら、それなりの代償も払わなければならない。例えばCO2排出量の増加や発熱(エアコンの排熱)による地球温暖化を促進する。
 伝統的な日本の気候にあっている建築、生活の様式は現代物よりも「自然の力」を上手に利用していた。光のあたり具合、風通し、水巻、家の周りの(町の見 た目も勿論)緑等などの点では今よりかなり優れていたようだ。違うのは「便利さ」。指一本でボタンを押せば冷風舞い上がる。だが自分の便利を優先にして、 日本のように電力消費(浪費の部分も多いに違いない)で子供や孫の将来を犠牲してもいいのでしょうか。少々不便であっても「自然の力」の利用をお薦めした い!
電力消費 - 2002
単位: 100万. kWh
1  United States
2  China
3  Japan
4  Russia
5  India
6  Canada
7  Germany
8  France
9  United Kingdom
10 Brazil
11 South Korea
12 Italy
13 Spain
14 South Africa
15 Mexico
16 Australia
17 Ukraine
18 Sweden
19 Saudi Arabia
20 Poland
21 Iran
22 Turkey
23 Norway
24 Thailand
25 Netherlands
26 Indonesia
27 Argentina
28 Belgium
29 Venezuela
30 Finland

Sunday, February 10, 2008

「裸」のお話ではないが、日ごろ患者に「脱衣」をお願いしてもなかなかそれなりの協力は得られない。

鍼灸と言う治療直接肌に鍼を挿入し、或いは直接肌にお灸を施す療法だ。従って、それなりに肌を出してもらえないならば気持ちよく**正しい**治療はできない。又、本来治療に入る前に体表に現れている様々な変化を捉えて(視覚体表変化を読み取る)治療方針を定めないといけない。

しかし、いくらお願いしても相変わらずそのような事を理解してくれない方が多いようだ。「肩が凝った!」と訴えているのに上着を脱いでくれない。特に女性に多い反応だ。襟元適当な所で**届く範囲**治療するしかないようだ。私の仕事大変難しくなるほか、そのような対応は少々「邪道」でもある気がする。


特に女性患者に告ぎたい:「脱いで」とお願いしたら下心があるわけではなく、鍼灸治療を行うには直接肌を見たり、触ったりする必要があります。

腹部/背部なども診察/治療が出来る、と言うのは前期の領域を「見渡せる」程の脱衣へのご協力をお願いします。