Thursday, May 9, 2013

私は用済みだ!

先日新聞の折り込み広告が入っていた。(→画像)
病態を問わず何でも2-3で「改善」してしまう。(治すという意味でしょうか)
すげえ~~~

それでは私のような古臭い職人が全く用済みだ。
職人だけではなく医者もだ。

世界中誰がどのように頑張っても治せない病気はある周知しているはず。
本当に病人を相手にすれば、上記の広告文は「偽り有り」と判断せざるを得ない。
それとも最初から「病気」を相手にしないのでしょうか。

例えば極普通「変形性膝関節症」を例に挙げましょう。その場合骨の形が既に変わったから、ちょっとした手技で元の形に戻れない。そしてこの広告を出した「治療院」はある建物の二階にある。「変形性膝関節症」患者は二階に上がるのは病態によって出来ない事もある。そういう患者に「来るな」と言うのでしょうか。

私は職人としてそのような出鱈目な宣伝を見たくない。

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